訳文 Saldeath: I am... Saldeath!! Luffy: A monkey...? You don't really look like one. [TN: It's a silly pun. His name in Japanese ("Sarudesu") sounds like "saru desu", meaning "I'm a monkey"] Saldeath: No!! You misunderstand me!! I am... Saldeath!! Luffy: A monkey, huh... Saldeath: NO!!
Three of the Death Eaters swerved and avoided it, but the fourth was not so lucky: he vanished from view and then dropped like a boulder from behind it, his broomstick broken into pieces.
7巻4章p.81 三人の死喰い人は壁をかわして飛んだが、四人目は悪運尽きて姿を消し、 バラバラになった箒とともに壁の向こう側から石のように落下していった。 UK p.53 Three of the Death Eaters swerved and avoided it, but the fourth was not so lucky: he vanished from view and then dropped like a boulder from behind it, his broomstick broken into pieces.
the fourth was not so lucky=「四人目はそれほど幸運ではなかった」 というのを「悪運尽きて」なんて訳したのが間違いのひとつめだと思う。 なんか利いた風な日本語にしようとして失敗してる例多い。 「壁の向こう側から」というのは、 from behind itの直訳だけど日本語で「から」ってのが変なんでは?
UK p115 >All the same, it wasn't what you'd call the perfect end to the day, Harry thought, as he lay awake much later listening to Dean and Seamus falling asleep(略)
UK p135 >‘He tried to get past that tree-headed dog at Hallowe'en! That's where he was going when we saw him-- he's after whatever it's guarding! And I'd bet my broomstick he let that troll in,to create a diversion!'
>三頭犬の裏をかこうとしたんだ。 とあるけど、三頭犬はずっと戸の上にいるわけだし、スネイプは何をやろうとしたの? 原書は get past ってなってるだけだし、ただ通り過ぎようとすることが「裏をかく」こと? >みんなの注目をそらすために みんなは何に注目してるの?スネイプ?(注意をそらす、では?) あと、原書では「!」マークがたくさんあって、ハリーが興奮してる感じなのに、邦訳は 「。」になってしまって、落ち着いて話してるみたい。
>>357 まずロンのプレゼントが柄にもなく本だったので、ハリーは "A book?" と驚いている。それから、 "Bit of a departure from tradition, isn't it?"(UKp97) といってるんだけど、 このtraditionは「伝統」じゃなくて「流儀」と訳すべきだと思う。
>>358-360 より詳しくは、「鱗に覆われたような赤むけのどす黒いもの」だったかなあ。 原書では It was hairless and scaly-looking, a dark, raw, reddish black. scalyには剥げ落ちるイメージも含まれてるらしいし、鱗状でところどころひん剥けてる肌、て感じじゃないか? a dark, raw, reddish black と合わせて「赤むけのどす黒い」としたんだろうけど まあ訳文のみから読解するためには混乱を及ぼしやすい文かな。
回転さんは"they don't make sense in this universe."(この世界に小人は変) といってるんだよね。たしかにおやゆび姫や一寸法師みたいな存在は ハリポタワールドにふさわしくない。(でも妖精はぜんぜんかまわない) そういう発言意図もわからないような人が訳したんだと思う。
UK p111- p112 >Harry caught sight Malfoy, Crabbe and Goyle's triumphant face as he left, walking numbly in Professor McGonagall's wake as she strode towards the castle,
これは前にもどっかで話題が出てたと思うけど原書(UKp277)で "Well ... your parents appointed me your guardian,"と書いてあるので それを訳しただけ。(gardian=保護者、後見人) こりんが気を利かせて説明したわけじゃなく、回転さんの説明。 でも「名付け親」という言葉の印象が強いから、邦訳読者に 「シリウスは後見人なんだよ」と言っても「へー」みたいな反応がほとんど。 みんな「名前をつけた人」と思ってるし、7巻はワケワカメだったみたい。
>>664 >〜, his heart twanging like a giant elastic band.(UK版p.30) ということでほぼ直訳なんだけど、elastic band は「輪ゴム」。 ハートがtwang(弦を弾いたように鳴る)というのはよくある表現みたいだけど (イメージはheartstrings(心の琴線)という表現からきてるのかも) とにかく日本語では「心臓がビュンビュン鳴る」で興奮や感激を表わさないから なんか日本的な言い方に変えたらいいと思うけど・・・ 『心臓が早鐘のように鳴った」とかは古いのであまり使いたくない気もする。 変えなくても『まるで巨大な輪ゴムを弾いたように胸が高鳴った。』ならマシかな?
>With an unpleasant jolt of the heart.(UK版p.202) an unpleasant jolt 直訳すると「不快なショック」 これは『嫌な予感に心臓がドキンとした。』とかでいいんでは。 無駄な擬態語が多い訳だけど、心臓震えさすくらいなら「ドキン」でいいと思う。
‘Expelliarmus is a useful spell, Harry, but the Death Eaters seem to think it is your signaure move, and I urge you to let it become so!’ (UKp64)
‘and a great number of Death Eaters witnessed that happenings! Forgive me, but it was a very unuseal move then, under imminent threat of death. Repeating it tonight in front of Death Eaters who either witnessed or heard about the first occasion was able to suicidal!’ (UKp64)
OWLの件、UKp101では、‘Yep - ten “Outstandings” and one “Exceeds Expectations”〜 とロンが言ってるけど、US版のペーパーバックではtenがnineになってる。 こりんはUKを訳してるはずだけど、この感じだと作者が初版出版後に数を変えて、 それがUSの方には反映されてない可能性もある。 Inferiはどっちも six or seven of them だから、こりんがいい加減なんでしょ。(UKp538)
There was a little too much understanding in the smile Hermione gave him for Harry's liking. He took back the letter and photograph and tucked them inside the porch around his neck, so as not to have to look at her and give himself away. (UK版p152)
There was 〜を直訳すると、 「ハリーの好みに添うには、ハーの微笑みにはちょっとばかり理解がありすぎた」 ハーはたぶん自然に笑おうとしたけど、ちょっとよけいな理解が滲み出てしまって ハリーとしちゃ微妙な気持ちになったという感じに読める。ちゃんと訳すなら
>>813 ハリーがとくに見られているとは書いてない。 でもポーチをごそごそしてハーと顔合わせなくてもいいように (not to have to look at her)したわけ。そうすれば 本心を露わにしてしまう( give himself away)のを避けられるから。 原文にはそう書いてある。 ちょっと心が乱れていたのでいろいろ目や表情に表れている 自覚があったんだろう。 だから「気持ちをさらけ出さなくてすむようにうつむいた」という感じもある。 訳すなら「見透かされまいと」より「悟られまいと」くらいがいいかな。 「見透かす」だとハーが意図的にハリーの気持ちを読もうとしてるようで ちょっと失礼な感じがする。
「消失した物質はどこに行く?」 「非存在に。つまり、すべてに」マクゴナガル教授が答えた ‘Where do vaished objects go?’ ‘Into non-being, which is to say, everything,’ replied Professor McGonagall.(UKp.470)
>>824 道教の解説でeverythingを使ったのもあるよ。 Tao is nonbeing (wu), the creative-destructive force that brings everything into being and dissolves everything into nonbeing;
UK P218 Ron and Hermione were a very good audience; they gasped in all the right places and, when Harry told them what was under Quirrell's turban, Hermione screamed out loud.
Ron's magic wand was lying on top of a fish tank full of frogspawn on the window-sill > ロンの魔法の杖は窓枠のところに置かれ、 > その下の水槽の中はびっしりとカエルの卵がついている。 確かに、その日本語だけ読むと「その」が「窓枠」かと 誤解してしまいそうだね。
>>968 スレが埋めモードなんでいい話題かも。 ヴォルの一人称は I 、 英語ではそれしかない。 しゃべりかたは少しモノモノしくして、一人称は「私」でいいのでは。 彼は貴族ぶって気どってるので変なのは合わない。
「闇の帝王」は、Dark Lord. 帝王はemperorなのでハズレ。 Lord ってのは王の意味もあるけど、Lord Voldemortをヴルデモート卿と 訳すのは適当だと思うので、Dark Lord のLordも「卿」だと思う。 「闇黒(あんこく)卿」とか案がでていたが、いっそダーク・ロードでもいいな。